ゲームに対する考え方

私が子供の頃は、外で友達同士駆け回って泥んこになって遊ぶというのが毎日の日課でした。毎日、決まって川遊びをして、同じ公園に行き追いかけっこをして過ごしていました。現代の子供たちは自宅でゲームをしたりすることが多いと聞きます。

私の姉には小学校三年生の男の子がいます。私の家に遊びに来ても、一緒に出掛ける時もお守りのように肌身離さずゲーム機を持ち歩いています。歩いているとき以外は、ずっとゲームをしているわけです。しかし、学校から帰ってきて友人同士、サッカーをして遊んでいる光景も見ます。それをみてとても安心します。現代の子供たちの遊びを見ていて一番驚いたことは外でも集まってゲームをしていることでした。確かに、あのような光景を見ると、ゲーム機を持っていない子は仲間に入れてもらえないんだなと実感しました。

私にも子供がいます。まだ二歳で先のことではあるのですが、これだけそういったゲームなどが溢れかえっていて、なおかつタブレット端末などで教育をしている学校もあると聞きます。ITの技術が進歩していく中で、教育に関してメリットとなることも大いにあるのかもしれません。しかし、そういった通信機器を小さな子供が長時間眺めていることに何も問題はないのだろうかととても心配になります。それに、どこに行くにもそういったアイテムを持っていかないと楽しめないような子供にはしたくないという思いがあります。

ゲームをさせない、ということではなく、その場その場でゲームがなくても「楽しい」を感じれるようになってほしいのです。そして、いまゲームを開発している人にも、ゲームを通じてどのように子供を成長させていくかを考えてほしいのです。おもしろいもの、ためになるものを、どのように日本経済と子供の教育に取り入れていくか・・そのように考えながら、ゲームを作られるエンジニアさんがいてもいいのではと期待しています。

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